ゲームプレイ『The Banner Saga』編 その1

今回からしばらくの間、積みゲー消化のためにプレイログを書いていきます。その1作目は『The Banner Saga』です

The Banner Saga とは

The Banner Sagaとはバイキング時代の北欧神話的な世界観で描かれる、重厚なシミュレーションRPGです。 複数のキャラクターの視点から物語が紡がれ、さながら大河ドラマやファンタジー作品を見ているかのよう。

システムは1人ずつ敵味方が交互に行動するターン制で、特徴的なのは攻撃方法――というか、与えられるダメージが2種類存在する事ですね。

1つは通常のダメージで、体力を削ります。ユニットは体力が0になったら戦闘不能になるので基本的な攻撃はこちらになります。 しかし中には非常に堅牢な防御力を持つユニットもおり、ただ攻撃を繰り返すだけでは勝てない相手が立ち塞がる場面も存在します

そこでもう1つの防御へのダメージが重要になってきます。こちらは体力を削らない代わりに防御力を削り、相手への通常ダメージを増やすために行います。 削れば削るほど防御ダメージ以上に通常ダメージが大きくなるので、出来れば積極的に狙っていきたい攻撃です。 しかしいくら防御を削っても、体力が残っていれば相手も攻撃が可能です。なので、いつ、誰に、どの攻撃を行うか、その戦略が重要になってきますね。

このシステムによって、味方ユニットも簡単に倒れる事がよくあるので、難易度は高い方になります。 しかしファイアーエムブレムやタクティクスオウガ等、難易度が高くともキャラに感情移入しやすくストーリーが面白い作品は少なくないので、それらが好きな人にはオススメ出来ます。

またこの作品はプレイヤーの選択次第で状況が刻々と変化します。 最初は角の生えた巨人族『ヴァール』が人間達に手を貸すという展開ですが、ここで素直に手助けするも良し、渋るも良しで、自分の手で物語を紡いでいく点はより感情移入を深くさせますね。

また合間合間のストーリーにアニメーションが挟まれ、会話シーンもちゃんと立ち位置を考慮した構図になってるという演出の細かさもいい。

チュートリアル：騒乱

という事で始めていきます。初戦はチュートリアルを兼ねているので特に問題はないですね。 ストーリーとしては、ヴァールの一行が街に辿り着いたら騒乱が起きている事を知り、鎮圧するために戦うといった状況。

なお画面を見ればわかるように、巨人のヴァールは1ユニットで2x2マスの大きさです。 それ故に多数から攻められやすいという問題点はあるものの、見た目通り攻撃力が高いので攻撃の要でもあります。

第1章その1：『貴族亭』の荒くれ達の鎮圧

さてここから本格的な戦いが始まります。 といっても、ストーリーとしてはまだ不穏な空気が見え始めたという所で、今回は『貴族亭』にたむろする輩の鎮圧を頼まれたので対処します。

こちらは人間2人にヴァールが2人、対して相手は人間が6人です。 特に問題は無さそう……と思い込んでいました。

青と黄色の盾を持った相手の特殊能力が非常に強く、防御を削った上で攻撃してくるのであっという間に2位やられてしまいました……。 この戦いには勝利したものの、早速プレイ自体の先行きが不安です。

とりあえず今回はここまで。